あらすじ

ひょんなことから、あこがれの女の子・亜希子とデートをすることになった拓。デートコースを入念に下調べし、計画を立て、準備は完璧!いよいよ、初のデートに臨む拓だったけど…!?(第32回まんが研究生《※少女コミック新人賞》準入選作品。1979年「増刊少女コミックデラックス」に掲載。全28ページ)
海鳥 空へ…
高校2年生の陽と徹、美由紀がフォークグループを結成した。コンテストの出場を目指し、練習に励む3人だったが、ある日、徹が心臓に病気を抱えていることを二人に告げ…。十代の青春を爽やかに謳い上げた珠玉の短編。(1980年「コロネット」冬の号掲載全90ページ)
くたばれ! デート
ひょんなことから、あこがれの女の子・亜希子とデートをすることになった拓。デートコースを入念に下調べし、計画を立て、準備は完璧!いよいよ、初のデートに臨む拓だったけど…!?(第32回まんが研究生《※少女コミック新人賞》準入選作品。1979年「増刊少女コミックデラックス」に掲載。全28ページ)
さっちゃん風をきる!
鉄棒でどうしてもできない大車輪を、クラスメイトのさと子がなんなくやってのけるのを見た修。負けず嫌いな修は、必ずできるようになってみせると宣言するが、さと子は、あと5日で転校してしまうのだという。はたして、修はさと子に大車輪を見せることができるのか…!?小学生の初恋をさわやかに描いた感動作。(1981年「コロネット」冬の号掲載全30ページ)
祭り白書
次期生徒会役員の選挙が近づいてきたある日、クラスで立候補者が募られ、手を挙げたのは、クラスでいちばんおとなしくて控えめな女の子・里子だった。里子は荒れ果てた花壇を整備し、花のある美しい学校をつくりたいのだという。しかし、選挙の日が近づくにつれ、周りのみんなが盛り上がりすぎて…!?(1980年「コロネット」創刊号掲載作品全50ページ)
奈津の蔵

奈津の蔵

昭和3年、18歳の若さで蔵元・佐伯酒造に嫁いだ奈津。義兄の遺児である菊江との難しい関係や厳しい蔵のしきたりに苦悩する。そんな中、奈津は酒造作りに興味を持ち始め――…。
善人長屋

善人長屋

ここの店子は悪党揃い!? 江戸の町中に、店子も差配も皆善人と評判の、人呼んで「善人長屋」ここにあり。しかし本当は、店子が皆、裏の稼業を持つ悪人揃い……!? ある時、手違いや勘違いから正真正銘の善人が越してきたからさあ大変!! 笑いも人情もとびっきり!! 『どうらく息子』『夏子の酒』を描ききった名手・尾瀬あきらが挑む珠玉の江戸粋物語!!
夏子の酒

夏子の酒

お日様みたいなお酒――。太陽の光がプリズムを通すと七色に輝くように、酒の透みきった無色の液体の中には、きめ細かなたくさんの味がひそみ、息づいている。そんな日本一の酒を造り出すことを目標としていた兄・康男の言葉が、夏子の心を占めてはなさない。だが今、夏子は、コピーライターとして大きな仕事にかかわりだしたばかり…。「酒」をめぐる情熱と夢。大いなる夢をめざす夏子たちの辛口人間ドラマ。
蔵人

蔵人

島根県の出雲空港に、ひとりの日系米国人の青年が降り立った。彼の名はクロード・バターメイカー。自分のルーツである、曾祖父の酒蔵を探し求めてやって来たのだ。松江で実家の居酒屋「あやか」を手伝っている小野寺せつは、英語が大の苦手なのに、何の因果か彼を出迎えることになり…!?
どうらく息子

どうらく息子

『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。落語って何?古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。
ぼくの村の話

ぼくの村の話

「ぼくの村」、それはどこにでもあった日本の村のひとつだった――。1966年6月、少年たちは暗闇のなかで、青白く輝く馬が飛ぶように駆ける姿を見た。その日は、彼らの村がつぶされる決定が下された日でもあったのだった……。新しい空港を建設するため、20年かけて開墾してきた自らの土地を、突然奪われることになった農民たち。彼らの長きにわたる戦いが、今、幕を開けた!!「成田闘争」を題材としたフィクション第1弾!!
みのり伝説

みのり伝説

弱小出版社を辞めてフリーライターになったみのり。ところが仕事もないし、お金もない、おまけにアパートまで追い出されるはめになってしまう。そこに、みのりが結婚すると勘違いした母フサから婚礼家具が届く…。大作家を夢見てひたすら頑張るライター、杉苗みのりの奮闘記!!