あらすじ老人、身寄りなし、財産なし、名声なし、ただあるのは、家族を殺された凄惨な過去と噴火する復讐心のみ。すべてを捨てた男・三船は今、30年前に妻と子供を殺した犯人のうち、タトゥーをいれた巨漢、宍戸を追い詰めようとしている。すでに人から抜け出し、鬼と化した三船に血なまぐさい執念の光が宿り始めていた。凄絶な復讐の情念を描くトップ作、はやくも第3巻!
休日も仕事をするようなビジネスマンだが、いたって平凡なサラリーマンな主人公。 子供と理解ある奥さんと一緒にごく普通の幸せな家庭を築いていた。 ある日、ピエロのようなお面をかぶった集団に家族が皆殺しにされ、自身も殺された・・・かと思いきや、一命をとりとめ、数十年の月日を経て目覚めるところからストーリーは始まる。 主人公も大分御老体になっている。 家族が惨殺された記憶だけが一部欠けていたが、ふいに思い出し、復讐鬼とかす流れ。 単話版で10話まで読了したが、正直わからないことだらけ。 主人公に不思議な力が覚醒してそうだけど、まだ不明な点が多い。 首謀者もわかったが、なぜ主人公の家族を殺したかまでの背景は不明。 それでも、息をつかせず、怒涛の展開は圧巻の一言。 先が気になる仕掛けが多々あって、読んでいて飽きないです。 あと、個人的にじじいキャラが強いの好きなんでその点も気に入ってます。 たぶん「鬼ゴロシ」が好きな方ならハマルと思います。 「鬼ゴロシ」よりも、ストーリーがシンプルな分とっつきやすいのも特徴です。