森尾と離れ離れになり、頑張ろうと思いつつも無為な日々を送っていた路。そんなある日、自分のことなど忘れてしまったかと思っていた森尾から、一通の郵便が届く。そこには森尾からの確かな愛があった。それを受け取った路は、一人でも森尾への想いを胸に前を向くことを決意するが―――。「わたしにください 番外編」のその後、多感な高校時代を経て、大人になるまでを描いた待望の続編。心震える最終回。(「わたしにください―十八と二十六の間に―5」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.56に収録されています。重複購入にご注意ください)