ブランには、聖人としていずれその身を供物として捧げるという役目があった。それまでの少しの間だけでも、ヒタムとの新婚生活を楽しみたいと、ブランは「お嫁さん」ぽいことをするのに夢中になる。けれど何をやってもドジばかりで、結局はヒタムの力を借りることに。ある日、とうとうヒタムを怒らせて「余計なことは何もするな!」と言われてしまったブランは、仲直りのための「くず肉のシチュー」を作りたいと、材料探しのために家を抜け出すが!? 粗野な軍人×世間知らず聖人の純愛ファンタジー!(「純白の花嫁と悠久の恋の果て 第2話」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.53に収録されています。重複購入にご注意ください)