あらすじ十七歳にしてひとりで生きていくことになった松谷幸は、ダーツバーで働いていた時に知り合った伊原克竣と言う男に拾われて一緒に暮らすようになった。伊原は調査事務所を開いていて、その事務所や幸と暮らす部屋があるビルのオーナーでもあった。幸は伊原の幼なじみである嶋村兄弟の弟・樹利が働くビルの二階にある飲食店を手伝っているのだが、新しく店に来るようになった尾木と言う男にやたら馴れ馴れしくされる。当然、伊原はそれをおもしろくなく思って……。