あらすじ残酷で無慈悲なマキマの支配が、デンジを追い詰める!! 大切なものを奪い尽くされ、糞詰まっていく心――そんなデンジの耳に響く“チェンソーマン”を呼ぶ声…!! かくしてデンジとマキマは血みどろの荒野で殺し合い、交わることなき“想い”の果て、衝撃の結末が炸裂する!!
まず思ったのが、読んでいて猛烈に現代を感じます。画・構図・コマ割り・キャラ・ストーリー、全部めちゃイマっぽいんですよね。どこがどうとは言えないのですが・・ ただ前衛的なトガったとっつきにくい作品かというと、全く真逆です!!展開はむしろ普通にめちゃ古き良き王道中の王道と思います!読んでいて安心感すら感じます!それがイマっぽい空気感を纏っているのです! あと、ネットとかで検索すると、アニメへの感想も含めて「グロい」とかいう意見があったのですが、個人的には全然そうは感じませんでした。確かに血とかは出るのですが、どちらかというと絵柄(特に生き物まわり)がマンガ的で、過度な写実性は排除されてますので、血とか内臓とかの描写もリアルさが無く、マンガの中の出来事として消化することができます。 私はそこまでこのジャンル(バトルアクションもの)が好きではないので、個人的には高得点はつけにくいのですが、多分そういうの好きな方(ハンターハンターとかその辺り好きな方)は、もし読んでなければ、今日の帰りに本屋に寄った方がいいと思います。