あらすじ生まれながらにして業を背負わされた娘・業子(なりこ)――――。父親の不貞によって首を吊り、息も絶え絶えの母から生まれるという運命を背負った業子は、生きていくために悪女になろうと決意する。駒谷、宮脇への復讐を果たし、偶然の邂逅から最愛の人・筒井とのよりを戻した業子だったが、しかし生き別れの妹であり、筒井の妻である恵が夏世と結託し業子を追い詰める決意をする。疫学研究所からスピロヘータ37を盗み出した恵は業子のきれいな顔を取り挙げるべく行動を開始した……。