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雑誌掲載時のカラーページ、扉ページを完全再現し、長らく未単行本だった幻の少年まんが『少年ロケット部隊』を初電子書籍化!! 草間完治は、少年ロケット学校を卒業し、黒い稲妻・黒部が配属されているロケット基地に着任した。曲がったことが嫌いな草間は、着任早々、上級生とトラブルを起こすが、黒部に諫められる。少年たちは腕試しを兼ねて黒部とともにロケット機に搭乗し、宇宙へと飛び立つのだが……。
少年ロケット部隊の草間完治は、負けん気が強く、勇気ある少年だ。部隊はある日、怪しい円盤と遭遇し、その正体を突き止めようとするが、隊長である黒部機と草間機が円盤の放つ怪光線の前に撃ち落とされ、円盤に捕らえられてしまう。
円盤の放つ光線と同じ性質を持った銃を手に入れた草間は、ロケット部隊の仲間とともに洞穴を脱出することに成功する。不気味な円盤の追跡から逃れるうちに「円盤が生物を探知する装置を備えているのではないか？」と考えるようになる。円盤の特質を探ろうとするのだが……。
黒部率いるロケット部隊は、謎の円盤の攻撃を受け、連絡を絶っているアスカパラ島を目指す。円盤と同じ光線を装備したロケット部隊は、円盤と交戦する。やがて機体の燃料が切れ、待ち合わせた空母「はるかぜ」で補給を受ける。
ついに謎の円盤を撃ち落とした草間たちロケット部隊第6班。円盤の引き上げ作業に入るが、その最中、仲間の円盤が急襲し、引き上げ作業を妨害する。草間たちロケット部隊と謎の円盤の熾烈な空中戦が始まる。
地下に生きる村雨たちに窮地を救われた草間は、円盤を操る宇宙人が人間の間に入り込み、緑色の血をした人間に変えていることを知る。武蔵野の奥に円盤が新たな基地を作っているという情報を入手した村雨は、草間を連れて基地に向かうのだが……。
行方不明と思われていた柴田、織田と地下下水道で再会した草間。再会を喜ぶのも束の間、柴田たちが宇宙人の先兵となっていないかを調べるため、いったん基地に戻ることになる。晴れて柴田たちの嫌疑が晴れ、円盤の発する光線と同じ光線銃を量産し戦力の増強を図る。謎の円盤、ロボット、ロケットなど1960年代当時の最新の科学知識を少年向けエンターテインメントへと昇華させた『少年ロケット部隊』堂々の完結巻。
