あらすじ
実在のバンド「ブルース・ファイルNo.1」。彼らと山本おさむの出会いから、この漫画は生まれた。結成以来20数年、「ブルース・ファイブ」は日本中を旅してライブを続けるブルースバンド。彼らに栄光はない。だが、その実力、音楽にかける情熱は、他の誰にも負けないものだ。心臓に重病を抱えたリーダーでボーカルの西島を案じ、バンドはやむなく解散を決定。これまで応援してくれた全国のライブハウスを巡る「最後のツアー」が始まった!! 結成以来20数年、「ブルース・ファイブ」は日本中を旅してライブを続けるブルースバンド。彼らに栄光はない。だが、その実力、音楽にかける情熱は、他の誰にも負けないものだ。心臓に重病を抱えたリーダーでボーカルの西島を案じ、バンドはやむなく解散を決定。これまで応援してくれた全国のライブハウスを巡る「最後のツアー」が始まった!!
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結成して20年以上経つブルースバンド「ブルース・ファイブ」はギターボーカルでリーダーの西島が心臓に病を抱えてしまったため、解散を決定。ただ最後にこれまでお世話になったライブハウスとファンに挨拶をするため無理をおして全国を巡るツアーをすることになった。 ライブシーンも迫力があるが、ブルースを描いているだけあって哀愁が凄まじい。ただ、哀愁を悲観して嘆くのではなく歌にするパワーは作品全体に広がる哀愁にも通じている。西島が倒れた時に尾崎が「醤油たらしたメシよりステーキ食いたかったわ!!」からの一連のセリフがすごく好き。神様はあれもこれも許しちゃくれないっていうところ。