あらすじ

非情な歴史の波に呑まれてゆく志士達を描く『壬生狼伝』感動の最終章!!幕府軍が討幕派の長州軍を破った禁門の変の後、長州征伐の準備が進む。幕府方武闘集団・新撰組も隊を補強すべく近藤局長自ら江戸に下った。だが隊内では局長や土方(ひじかた)副長への不満がくすぶり、なんと山南(やまなみ)総長が脱走してしまう。追ったのは沖田総司(おきたそうじ)と帯刀朔次郎(たてわきさくじろう)。脱走は切腹の重罪だが、山南はあたかも捕まえてくれという風情で近江の宿屋にいた。そして……。江戸での徴募は成功するが、中核を担う試衛館組が歓迎するはずもなかった。 暇をみては身体を重ね合う沖田と朔次郎だが、沖田の病はすでに……!? 非情な歴史の波に呑まれてゆく志士達を描く『壬生狼伝』感動の最終章!!※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。
B+ LABEL 壬生狼伝1

幕末、京の都を震撼させた新撰組。驚くほど気さくでお茶目な沖田に惹かれてゆく朔次郎、そして沖田も……。諸外国が日本に対し干渉を強めていた幕末。国内では、尊壤倒幕派と幕政存続を唱える佐幕派との抗争が激化、幕府方武闘集団・新撰組は、京において倒幕派の浪士捕縛に狂奔していた。 三河の郷士の次男で十五歳の帯刀朔次郎は新撰組の噂を聞き、親の反対を振り切り出奔、新撰組の本拠で隊随一の剣豪・沖田総司と出逢う。入隊試験は、なんと沖田との立ち合い! 腕の差はともかく朔次郎は気迫と一途さを買われ、沖田預かり隊士見習いとなる。 驚くほど気さくでお茶目な沖田に惹かれてゆく朔次郎、そして沖田も……。 妬みや裏切り、敵への拷問……。志士たちを生身の人間として描く快作!!※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。

B+ LABEL 壬生狼伝2

かの池田屋事件当日。見習い隊士の朔次郎は、身体を重ねたばかりの沖田総司が修羅場へ向かうことを心配するが…。幕府方武闘集団・新撰組は、京に多数の尊壤討幕派浪士が潜入しているという情報を掴み、捕縛した大物・古高俊太郎の隠れ家にあった書状から、親幕派の朝彦親王邸焼き討ち計画を知る。 一刻の猶予もなかった。監察方を走らせた結果、敵方の集結場所は四国屋と池田屋らしい。隊は二手に分かれ、沖田総司は近藤勇局長らとともに池田屋に突っ込み、血煙しぶく修羅場に! だが沖田の身体に異変が!? 屯所で留守番の隊士見習い・帯刀朔次郎は、出動の直前に想いを確かめ合った沖田の身を案じ共に闘えぬことを悔しがるが…その後目にした現実は…。 大好評『壬生狼伝』の強力第二弾!!※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。

B+ LABEL 壬生狼伝3

非情な歴史の波に呑まれてゆく志士達を描く『壬生狼伝』感動の最終章!!幕府軍が討幕派の長州軍を破った禁門の変の後、長州征伐の準備が進む。幕府方武闘集団・新撰組も隊を補強すべく近藤局長自ら江戸に下った。だが隊内では局長や土方(ひじかた)副長への不満がくすぶり、なんと山南(やまなみ)総長が脱走してしまう。追ったのは沖田総司(おきたそうじ)と帯刀朔次郎(たてわきさくじろう)。脱走は切腹の重罪だが、山南はあたかも捕まえてくれという風情で近江の宿屋にいた。そして……。江戸での徴募は成功するが、中核を担う試衛館組が歓迎するはずもなかった。 暇をみては身体を重ね合う沖田と朔次郎だが、沖田の病はすでに……!? 非情な歴史の波に呑まれてゆく志士達を描く『壬生狼伝』感動の最終章!!※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。