あらすじ

紀州・熊野の山麓に直次郎という若者が母親とともに住んでいた。学問のできた直次郎は百姓のかたわら、北山神社の祝詞を写す仕事をしていた。ある日、むかいに引っ越してきた美しい娘に一目惚れをする。そして彼の猛烈なアタックにより、結婚の運びになるが、セックスは一週間に一度だけという条件をつきつけられる。そして、またたく間に一ヶ月が過ぎ…。
色道夜話(1) 巨根物語

これは、有名な浦島太郎の物語である。各地に分布する浦島太郎の話とは多少の差異はあれ、共通しているのは、カメに乗って龍宮城へいくことである。カメは男のシンボル。本編の主人公・日本(ヤマト)太郎は、カメに乗って行ったのではなく、カメをおったてて行ったのである。そして彼の行った龍宮城は男性の理想郷、すなわち美女とセックス三昧できるハーレムであった。

色道夜話(2) 妖性物語

紀州・熊野の山麓に直次郎という若者が母親とともに住んでいた。学問のできた直次郎は百姓のかたわら、北山神社の祝詞を写す仕事をしていた。ある日、むかいに引っ越してきた美しい娘に一目惚れをする。そして彼の猛烈なアタックにより、結婚の運びになるが、セックスは一週間に一度だけという条件をつきつけられる。そして、またたく間に一ヶ月が過ぎ…。