あらすじ

三流大卒の22歳、本多学(ほんだ・まなぶ)はまともな就職先を見つけることができず、親の仕送りが途絶えたこともあり、アパートから追い出されてしまう。中学で同級になって以来、憧れ続けた藍(あい)ちゃんが兄貴のお嫁さんになっている実家に戻りたくない学は、電車に飛び込もうと踏切の前に立つが……。その時、三河屋酒店アルバイト募集のチラシが!!「酒は飲み放題!」という条件に惹かれた学がお店に行くと、娘の結婚式より阪神タイガースという熱狂的なトラキチの道楽亭主・オヤッさんがいて……!?中原まことの原作を高井研一郎が描き上げた、すずなり横町商店街で巻き起こる涙と笑いのドタバタ人情喜劇!
すずなり横丁道楽商店街 1巻
三流大卒の22歳、本多学(ほんだ・まなぶ)はまともな就職先を見つけることができず、親の仕送りが途絶えたこともあり、アパートから追い出されてしまう。中学で同級になって以来、憧れ続けた藍(あい)ちゃんが兄貴のお嫁さんになっている実家に戻りたくない学は、電車に飛び込もうと踏切の前に立つが……。その時、三河屋酒店アルバイト募集のチラシが!!「酒は飲み放題!」という条件に惹かれた学がお店に行くと、娘の結婚式より阪神タイガースという熱狂的なトラキチの道楽亭主・オヤッさんがいて……!?中原まことの原作を高井研一郎が描き上げた、すずなり横町商店街で巻き起こる涙と笑いのドタバタ人情喜劇!
すずなり横丁道楽商店街 2巻
三河屋酒店で住み込みアルバイトをする本多学(ほんだ・まなぶ)は、熱心なタイガースファンの店主・オヤッさんに男の生き方を教わりながら(!?)、楽しい日々を送っていた。ある日、風呂釜がこわれたことで、オヤッさんと銭湯に行くことになった学。生まれて初めての銭湯にオドオドする学には、あるコンプレックスがあった。「風呂上がりの夜空に」のほか、オヤッさんのやせ我慢が目に沁みる「演歌の花道」、オヤッさんの執念のボウリング秘話「涙のマイボウル」など6編を収録。住み込み店員・学が経験する男の道楽、完結編!!
すずなり横丁道楽商店街

すずなり横丁道楽商店街

学歴ナシ、就職先ナシ、恋人ナシの本多学は、故郷に帰ることもできず自殺を試みるが、ひょんなことから酒屋の住みこみのアルバイト広告を見つける。酒好きの学は酒屋「三河屋」に向かうが、そこの店主はとんだグータラの道楽親父で――?すずなり横丁で起こる道楽下町コメディ!
昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日~十八名の漫画家の記憶~

昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日~十八名の漫画家の記憶~

戦争を知らない世代にむけて、1945年8月15日を18名の漫画家の記憶で振り返る。「この本は、その時代を生き、戦争を肌で感じた我々仲間達の、昭和二十年八月十五日の記録である。戦う日本が平和な日本に生まれ変わったその日、その時、それぞれが何処に居て何を考え、何をしていたか。戦禍をくぐって今日まで生き延びた人々のそれぞれのドラマティックな一日を描いた作品は、その一つ一つが平和な世界への道標のような気がする。我々の趣旨に賛同し、それぞれ、絵や文章を寄せて下さった戦後生まれの方々の作品も加えて、重みのある一冊となったこの「私の八月十五日」。一人でも多くの方に見て頂き、戦争について平和について、あらためて考えて頂ければ幸いだと思う。」(森田拳次、まえがきより)収録作家:小島功、赤塚不二夫、一峰大二、さいとう・たかを、高井研一郎、古谷三敏、花村えい子、牧美也子、北見けんいち、武田京子、ちばてつや、牧野圭一、松本零士、水野英子、森田拳次、里中満智子、バロン吉元、村野守美 ※本書は『昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日』(ミナトレナトス刊)に収録された作品から18名の漫画家の作品を収録しています。
総務部総務課 山口六平太

総務部総務課 山口六平太

大日自動車総務部総務課の山口六平太は一見、うだつの上がらないサラリーマン。だが、本当はどんな難問も解決するスーパーマンだ。とぼけた顔とたばこクルッの秘技を持つ六平太。今日も何でも引き受けます!総務という会社の要に所属する六平太の姿を通し、どこにでもある日本の会社社会の姿を描いた、サラリーマン傑作マンガ!!
サラかん

サラかん

平凡な中年サラリーマンが弱小プロ野球チームの監督に突然任命され、チームを優勝させるために奮闘していく、笑いあり人情あり感動ありの「男の夢コミック」。万年最下位のプロ野球チーム「日暮里パイレーツ」のオーナー会社・王手食品で働く窓際サラリーマン・亀和田進は、王手食品のワンマンオーナー・安倍の鶴の一声によってパイレーツの新監督になることに……!?
プロゴルファー 織部金次郎

プロゴルファー 織部金次郎

下町の脇田ゴルフ練習場に、トーナメントに出場しているプロゴルファーがレッスンプロとしてやってきた。といっても、その男、織部金次郎は17年間で1勝もできないまま。だが思いやりにあふれ、練習場で腰を痛めた勝田の背中に、他人に見られなくない入れ墨があることを知るや、自分で背負って自宅まで送っていくほどだった──。中年プロゴルファー、織金こと織部金次郎が、周囲の人々に支えられながらトーナメントに挑戦していく姿を描くペーソスあふれる物語。原作者・武田鉄矢自身の監督・主演で映画化もされた。
あんたの代理人

あんたの代理人

弁護士の真野論平は、ビンボー劇団「天津甘栗」の劇団員。役者だけでは食べていけないので、法律事務所に勤めているというちょっと変わり者の弁護士だ。渡瀬法律事務所で居候弁護士として働いている論平。見かけは少々頼りなくても、人々の悩みをズバッと解決!!
銀のゴルフ

銀のゴルフ

プロが目指すゴルフがまばゆく輝く金色ならば、アマチュアのそれは渋く味わい深い銀色であるべきなのかもしれない。そんなゴルフを生涯貫いた男がいる。それが中部銀次郎だ。1960年、18歳で日本アマ初出場、62年初優勝し、その後は通算6勝を挙げアマチュアの至宝とたたえられる中部。そのゴルフスピリットをコミックで読み解く。中部のゴルフの足跡をたどる中で、我々はアマチュアゴルフのあるべき姿をもう一度学び直すことができるかもしれない。なぜなら、ゴルフの上達にかかせないものは技術でも道具でもない、心の鍛錬に尽きるからだ。読めば読むほどに中部銀次郎の凛としたたたずまいが、私たちの胸に迫ってくる。