あらすじ時は昭和64年夏。太陽系外惑星の堀之内新国土(行政区分上は日本国静岡県小笠市)に引っ越してきた松伏陽子。クセのある友人や奇妙な現住生物に囲まれた惑星生活も、2ヶ月がたったある日、陽子はひょんなことから惑星の最深部に到達する――。粟岳高弘が描く、近過去日常SF物語がここに完結。