「君は僕にセックスが上手になったら結婚してくれると言いました」新條真帆は26歳の誕生日、製薬会社で働く男友だち・本橋敬一からプロポーズされた! なぜ? どうして?敬一がまだ冴えない理系学生だったころ、真帆は酔いにまかせてラブホテルの一室に連れ込み、彼の童貞を奪ってしまったことがある。「まさか……本当に最後までする気ですか?」理性と本能の間で揺れる敬一にまたがり、硬くなった屹立を秘所へと導く。誘惑して彼の童貞を奪うためにリードしていたのに、いつのまにか敬一との初エッチに陶酔して絶頂を迎え――。一夜のあやまちを深く反省した真帆は、敬一とも友だちに戻れたと思っていただけに戸惑いを隠せない。「君とのことを数式にあてはめて計算してみましたが、このままでは結ばれないという答えが出たんです」ちょっと何を言っているのかわかんないです!? 3年前とは打って変わって、押せ押せで真帆を口説き、エッチ上手になった彼に心も身体も溶かされて……。敬一がエッチ上手になるために取った方法は――。
その男、理系につき??理系眼鏡男子 × 無自覚小悪魔。一途に思って大暴走、お酒も入って大妄想!?“すれ違い”と“勘違い”を乗り越えてラブラブの恋人同士になったふたり。「恋人とのイベントで、旅行は必要不可欠」と一緒に温泉旅行に行くことに! 敬一が真帆のためにチョイスしたのは、大学時代の友人が若女将をしている温泉旅館。しっとりとした情緒はあれども甘いムードからは遠く、観光スケジュールを分単位で組むという合理主義を発揮し真帆は疲弊気味。しかも酔って寝てしまった真帆を部屋に置いて、敬一はひとりで若女将に会いにいってしまう始末。ひとり放置された真帆は、あれやこれやと妄想が大爆発――!? ラブラブでまったりと過ごしたい真帆と、時間を無駄にせず合理的に真帆を楽しませたいと大暴走をする敬一との、ドタバタ甘々ラブコメディ。
理論攻め理系眼鏡男子 × 無自覚小悪魔。同棲するなら、裸エプロンは標準装備です!?一途に想って大暴走する敬一と、理系男子の取り扱いにだいぶ慣れてきた(ような気がする)真帆。温泉旅行で絆を深めたふたり。ラブ甘蜜度は増しているものの、仕事が忙しい敬一とふたりきりの時間を作るのはけっこうたいへんで……。そこで結婚を前提にした“同棲”をはじめてみることに!“愛の巣”探しを始めたとたんに敬一の理系スイッチオン! 家賃、駅までの距離などなど徹底分析。なにもかもが『真帆のため』。敬一は不動産屋相手に一歩も譲らず大暴走。新居探しはいったん保留。とりあえず敬一の部屋で、お試し同棲生活をスタートしてみることにしたのだが……。簡単にラブ甘生活とはいかないようで?
「真帆ちゃん、大事な話があります」敬一と「二人で暮らす」リズムもできてきた同棲生活。もっと極めて、いちゃいちゃラブラブ堪能するぞと思いきや、敬一の弟・大貴が上京して「兄弟で同居」することになり、ラブラブ同棲生活を解消することに!しょんぼりと実家に出戻った真帆だったが「敬一と幸せな同棲生活を邪魔する弟がどんな人なのか、この目で確かめないと気がすまない」と、引っ越し手伝いという名目で敬一宅に突撃! すると目の前に現れたのは、超絶ダサいのにかわいさ溢れる男性で……童貞臭満開の、出会ったころの敬一みたいな大貴に、真帆の怒りは霧散してしまい、さっそくカワイイ義弟と仲良くなろうと世話焼きスイッチオン! 毎度おなじみ、妄想も暴走! そして将来の義弟・大貴の初心な恋に気付いた真帆は応援せねばと大はりきり。いろいろはりきりまくりの真帆を敬一は……。理論攻めハイスペック理系眼鏡男子と無自覚小悪魔のでこぼこラブロマンス、第四弾!
敬一の弟・大貴とも仲良くなり、いよいよ具体的に結婚式の話を進めることになった真帆。大好きな敬一と結婚!“本橋真帆”になっちゃう日が近い!? いよいよ私も人妻、この「人妻」って響きがエロいよね!ハピネスモード全開でウェディング雑誌を握りしめハフハフと息を荒くしていたある日、家に一通の手紙が届いた。送り主は敬一。宛名は……うちの父!二人の交際についてと、ご挨拶に伺いたい旨が書いてある。だからどうしてひとりで勝手に話を進めちゃうの!?両親への挨拶は無事終わったけれど、野球好きなお父さんの「キャッチボールをしてくれないか?」のひと言を聞いて、敬一の理系スイッチがオン!さっそく完璧なキャッチボールのために超理論的肉体トレーニングを開始! チガウソウジャナイ、おとーさんが求めてるのはソレじゃなーい!!理論攻め理系眼鏡男子と無自覚小悪魔のでこぼこラブロマンス 第5弾!