あらすじ小児科医の藤丸は、亡き恋人の心臓を奪った男をずっと捜していた。ようやく辿り着いたのは極道・龍禅寺の屋敷。捕らわれた藤丸に、龍禅寺は「心臓(これ)は俺のものだ」と冷酷に言い放つ。胸元に走る古い傷痕に驚愕し、男を罵倒した藤丸は凌辱されてしまう。違法な臓器移植に反発する藤丸だが、最愛の甥が倒れ、移植しか助かる術がないとわかった時、龍禅寺にある取引を持ちかけることに。甥の命と引き換えに、己の身体を差し出す――それが奴隷契約の始まりだった。