あらすじ

長和製薬の創薬研究所に勤める充紘。恋人の久保寺の腕に抱かれて日々を幸せに感じつつも、長和製薬が業界一位となったことを受けて激化する抗議団体の活動が気がかりだった。久保寺が不穏な周囲を警戒する中、隙を突かれた充紘は何者かに拉致されてしまう。殺人兵器を作るよう脅迫されるが、充紘は久保寺の助けを信じ、抵抗を諦めなかった。そして久保寺も、充紘を取り戻すためにある決断を下す――! シリーズ最終巻!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
啼けない鳥

身寄りがなく、天才が集まる組織で育てられた江藤冬稀は、創薬研究所に勤めている賀野瑛介に望まれ、入所することになった。自らに価値を見いだせない冬稀は、熱意溢れる彼の言葉によって、心に奇妙な高揚感を植えつけられた。冬稀は賀野のために日々研究に没頭するが、仕事よりも冬稀の身体を気遣う賀野の優しさにいつしか惹かれていく。しかし、自分が関わる研究でスタッフが事故死したことにショックを受け、研究が続けられなくなってしまい…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

鳥は象牙の塔にいる

研究所で暮らしていた加室充絃は、天才的な頭脳を請われ、長和製薬に入社する。そこで、亡くなった兄に似た世話係の久保寺と対面し衝撃を受ける。だが、優しかった兄とは違う不躾な物言いに、充絃は最悪な印象しか感じなかった。しかし、充絃は極秘の研究をしているため、反発しつつも彼に頼るしかない。共に食事をしている時、充絃はふとしたことから久保寺の気遣いに触れる。乱暴な性格から伺えない優しさに充絃は彼への気持ちを変えていくが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

手のひらの鳥かご

創薬研究所に勤めている冬稀は、上司である賀野と恋人同士として付き合っている。ぎこちないながらも賀野と生活する冬稀は、一時遠ざかっていた仕事に復帰することになった。その矢先、冬稀の身辺を調べている男がいると、報告が上がる。心配した賀野が冬稀の身辺の警備を強化した時、瀬沼という弁護士から冬稀に面会の申し出があった。ある会社から依頼されてきた瀬沼から冬稀は、驚くべき出生の秘密を伝えられ…。『鳥』シリーズ第三弾!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

空を抱く鳥

長和製薬の創薬研究所に勤める充紘。恋人の久保寺の腕に抱かれて日々を幸せに感じつつも、長和製薬が業界一位となったことを受けて激化する抗議団体の活動が気がかりだった。久保寺が不穏な周囲を警戒する中、隙を突かれた充紘は何者かに拉致されてしまう。殺人兵器を作るよう脅迫されるが、充紘は久保寺の助けを信じ、抵抗を諦めなかった。そして久保寺も、充紘を取り戻すためにある決断を下す――! シリーズ最終巻!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。