あらすじ

ヤマブキの母ミケの親友だったピンクは、ヤマブキに古代犬との闘いを止める遺言を伝える。行動を変えないヤマブキを攻撃するピンクに死地に追い込まれて、ヤマブキは守魔として新たな力に覚醒する。繰り返される古代犬の襲撃は、手を変え品を変えての激しさとなっていった。なかなか傷が癒えないヤマブキに、飼い主である町田こうの父・充博士は合成獣としての成長限界を見る。しかしピンクの死をきっかけに、ヤマブキは肉体的にも精神的にも爆発的に成長を遂げる。遂に武蔵野国の総長・血牙が自ら率いて、人間までも襲い始めた。しかし格段の能力アップを遂げたヤマブキは、その来襲を全て退ける。ヤマブキ殺害に失敗した武蔵野国の残党は、古代犬一族の長である黒龍牙に責任を問われて始末される。ヤマブキは全ての諸悪の根源である黒龍牙を斃すために、彼の住む出雲へと向かう。
ヤマブキ(1)

イリオモテヤマネコのフブキと日本猫の間に生まれたヤマブキ。両親を古代犬に襲われて失うことになる。コウ少年に飼われることになって守られるが、古代犬たちはヤマブキをつけ狙う。コウが東京に引っ越してからも、追いかけてくる。ヤマブキはまだ子猫だが、イリオモテヤマネコの野生の闘争本能に長けている。そのおかげで東京でもなわばりを侵してしまった猫や犬のボスたちを打ち負かして従えてしまう。しかも義侠心の強いヤマブキに、みんな惹かれてゆく。そして遂に古代犬の集団とヤマブキたち連合軍の戦いが幕を切って下す。

ヤマブキ(2)

ヤマブキの母ミケの親友だったピンクは、ヤマブキに古代犬との闘いを止める遺言を伝える。行動を変えないヤマブキを攻撃するピンクに死地に追い込まれて、ヤマブキは守魔として新たな力に覚醒する。繰り返される古代犬の襲撃は、手を変え品を変えての激しさとなっていった。なかなか傷が癒えないヤマブキに、飼い主である町田こうの父・充博士は合成獣としての成長限界を見る。しかしピンクの死をきっかけに、ヤマブキは肉体的にも精神的にも爆発的に成長を遂げる。遂に武蔵野国の総長・血牙が自ら率いて、人間までも襲い始めた。しかし格段の能力アップを遂げたヤマブキは、その来襲を全て退ける。ヤマブキ殺害に失敗した武蔵野国の残党は、古代犬一族の長である黒龍牙に責任を問われて始末される。ヤマブキは全ての諸悪の根源である黒龍牙を斃すために、彼の住む出雲へと向かう。