あらすじ

麻雀の日本一になるべく、竜崎に挑戦した田岡。そして実の兄と雌雄を決するべく闘いの場に出た誠。果たしててっぺんにのぼりつめることはできたのだろうか?
てっぺん(1) 卓上の獣道

エリート代議士の息子の佐山誠、誰にも頼ることなく生きてきたアウトロー田岡慎。麻雀で日本一になることを誓い合った二人は、それぞれのてっぺんをめざす。てっぺんへと続く道は、人も通らぬ獣道…。登りつめるのは、ただひとり!!「何を切る」かではない、「何を引く」かだ!!それが超一流の条件!!

てっぺん(2) 卓上の獣道

田岡は師・竜崎をつけ狙う三人組を潰すことを誓う。が、最後の一人でつまづいた田岡は右腕を失うことに。一方、誠は竜崎が憧れたほどの雀士・幻影のもとをたずねる。博打とは――人間の感情を全て削ぎ落とし非情にならなければ勝てないものなのか!?

てっぺん(3) 卓上の獣道

幻影に弟子入りした誠は、数々の大会を勝ち抜いていくなかで実力をつけていった。また田岡は、右腕を失いながらも過酷な旅打ちを始めた。見えない牌で戦う男達。あらゆるレベルを超越した麻雀がここにある!!

てっぺん(4) 卓上の獣道

ある日、誠は偶然にも田岡に出会う。着実に階段を上っていた田岡にショックを受ける誠だったが、そんな余韻にふけるまもなく、交通事故で師の幻影が他界する。麻雀には能書きも感情もいらない。勝つことだけが自分の存在を実証できる!!

てっぺん(5) 卓上の獣道

麻雀の日本一になるべく、竜崎に挑戦した田岡。そして実の兄と雌雄を決するべく闘いの場に出た誠。果たしててっぺんにのぼりつめることはできたのだろうか?