あらすじ

天文八年、長宗我部家第十九代当主・長宗我部国親の長男として生まれる。子供のころから長身で色白、剣術を好まず柔和な性格だったことから、家臣たちから「姫若子」と蔑まれる。しかし、永禄三年、二十二歳と遅い初陣にも関わらず大活躍し、土佐を統一後、四国制覇へ。
長宗我部元親(1)

天文八年、長宗我部家第十九代当主・長宗我部国親の長男として生まれる。子供のころから長身で色白、剣術を好まず柔和な性格だったことから、家臣たちから「姫若子」と蔑まれる。しかし、永禄三年、二十二歳と遅い初陣にも関わらず大活躍し、土佐を統一後、四国制覇へ。

長宗我部元親(2)

群雄割拠の四国を冷静かつ大胆な武力と策略で、土佐、さらに四国を統一し、そして天下をも狙った稀代の武将――天正三年、元親は37歳にしてついに土佐統一を果たす。次なる目標は四国、そして天下統一を狙う。しかし、中央で勢力を拡大してきた織田信長や豊臣秀吉との駆け引きで破れて…。元親六十一年の生涯を描く本格武将列伝。