あらすじ売れない小説家、真田尾(またび)はある雨の日、ケガをして弱った猫を拾う。しかしその猫の正体は、人に変化できる1,200歳の猫又だった!人の言葉を操り、人での姿は完全な美少女!名を金子(かねこ:かわいい猫の略)と言うそうな。小説のネタに枯渇していた真田尾は、ネタを集められるかもと淡い期待を寄せるが、人(?)生の大先輩に振り回される日々が始まる――!
Twitterの百合クラスタの一部でこの作品が話題になり(ちなみに百合ナビには非掲載)早速購入しました。 1200歳の猫又・金子さんは吊り目のスレンダー美人、でも色気無し。拾ってくれた地味な小説家・真田尾(またび)さんを毎日翻弄。押し付けがましい可愛いさアピールと尊大さが一周回ってカワイイ! 百合的ポイントは、金子さんの嫉妬心。とても猫っぽい「我を一番愛せよ!」という心をストレートに真田尾さんにぶつけるのが、笑える上にトキメキ!jpgに嫉妬すな(笑) そんな金子さんに振り回され、困惑しながら絆される真田尾さん。百合的ポテンシャルは秘めているから2巻も買い! もちろん猫あるあるも猫又あるある(喋れるからな……)も面白いコメディになっていて、猫好きもマストバイ! (私の百合判定はとても広いのでこういう書き方をしましたが、これは百合じゃないと思う人もいるでしょう。それはそれで全然いいよ。面白いよ!)