あらすじ大ヒット絶滅物語、待望の続編登場! これは、今に繋がる物語。フクロオオカミ、ヨウスコウカワイルカ、ジャイアントモア、ピンタゾウガメ… 人間によって絶滅させられた新たな8種の動物や鳥たちを取り上げ、その絶滅に至る経緯と、人間たちの所業を描きます。なぜ人は「絶滅」させてしまうのか――? 「絶滅」させない未来はあるのだろうか――? ぜひ一緒に考えてみてください。
人間が原因、というのを人類というか文明が自覚して保護に乗り出した時期も含めてかなりの種類の動物が絶滅してきた。 本作は改めてそれを教えてくれるのだが、どれもかなり面白い。 もちろんいずれも決して笑えるという面白いではなくて、興味深い方。 そんな理由で…と失望してしまいそうな話も少なくない。人類の業の深さよ・・・ 絵のタッチが『すこしだけ生き返る』でおなじみ(おなじみになってほしい。応援してます。)の、うすくらふみ先生の初期の感じ。いい味を出している。 ちなみにこちら、シリアスな話ばかりのようで意外とコミカルに描かれてるのもあり、気軽に楽しむ絵本のような感覚の単行本でもある。 図鑑好きだった大人たちにはオススメです。