“現在の大絶滅は人間が原因”8種の悲しき実例から何を考える『絶滅動物物語』
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『絶滅動物物語』( 監修・ 今泉忠明、作画・うすくらふみ/小学館) 世界人口超える“およそ五十億羽”からの絶滅……1914年、リョコウバトの例 「リョコウバト最後の一羽なんですよ?」 1914年の9月1日午後1時まで、アメリカ・オハイオ州の
人間が無慈悲に絶滅させた動物たちのお話。ドードー、ステラーカイギュウ、ニホンオオカミ………人間によって絶滅させられた8種の動物や鳥たち。絶滅に至る経緯と、人間がいったい何をしたか、その所業を描きます。生きるために食うために、我が先祖の原始人たちが全滅させたマンモスならともかく、本作の動物は、人間の金儲けや貪欲、虚栄心とエゴに因って死に絶えたものばかりです。絶滅動物を通して、醜悪な人間の心が透けて見えてきます。