あらすじ祝言を間近に控え、潤と貴明はラブラブの日々を送っている――はずだったが、潤は新たに雇われた執事や使用人に囲まれる生活に馴染めず、何より、千早を失ったことで、新生活を楽しむ気持ちになれなかった。だが、そんな時、夏目家に代々伝わる神刀・阿修羅に異変が起こる。このままでは、貴明の覇王としての資質が問われてしまう――。「ぼくと執事と婿候補」シリーズ、ついに完結(講談社X文庫ホワイトハート)。