おしゃれに憧れるものの、高身長のせいで「オバケのはるかさん」と呼ばれているはるか。ネットで知り合ったハルちゃんと一緒にメイクの練習をするようになるが、ハルちゃんには何やら秘密があるようで…!!?
おしゃれに憧れるものの、高身長のせいで「オバケのはるかさん」と呼ばれているはるか。ネットで知り合ったハルちゃんと一緒にメイクの練習をするようになるが、ハルちゃんには何やら秘密があるようで…!!?
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
とっても爽やかな作品でした。ラストシーンのはるさんとハルちゃんが眩しくて思わず拍手したくなっちゃう…! 本当はお洒落もメイクも好きなのに、高身長のせいで自分に自信が持てないはるさん。買ったコスメは眺めてるだけ、髪も爪も肌もお手入れせず、クラスメイトからはおばけ呼ばわりされています。 そんなはるさんが、SNSで出会った可愛らしい女の子ハルちゃんと共に自分磨きをはじめます。 いきなりお化粧して「これが私…!?」なんて展開ではなく、髪や爪のケアに勤しみメイクの練習をして徐々に綺麗になっていくのが非常にリアルでよいですね。 努力の過程も含めて、愛おしいし美しいんです! 一方、コンプレックスなんて何もなさそうなハルちゃんにも秘密があって…。 どんな姿に生まれても、なりたい自分になれるんだよという素敵なメッセージを感じる作品でした。