あらすじ

誤解が解け、兄・桐仁に甘く熱烈にかき口説かれて、己の体の呪いの痣ごと愛してもらった桐次。長年の想いが報われたことへの幸福を感じる一方で、このまま呪いが解かれなければ先はないと感じ、桐仁に化け狐探しに同行させてくれと懇願するが……。血よりも強い兄弟の愛が、二人を幸福へと導く! 感動の最終回。(「きつねの先生、兄上様に恋煩い4」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.36に収録されています。重複購入にご注意ください)
小説花丸 きつねの先生、兄上様に恋煩い1

退魔師の一家に生まれた桐次は、子供のころに化け狐に呪いをかけられ、全身には痣、見た目も人ならざるものなってしまった。そんな桐次には頼れる兄・桐仁がいた。呪いを受けてすっかり体が弱くなってしまった桐次のために、日々化け狐討伐に出かけ、その呪いを解くことに命を懸けている桐仁は、桐次に対して過保護すぎるくらい過保護で、桐次が少しでも無理をしていないか、いつも気にかけてくれる。そんな兄の事が桐次は昔から大好きで仕方がなかったが、ある時その気持ちに、邪な想いが混じっていると気づき……(「きつねの先生、兄上様に恋煩い1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.34に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 きつねの先生、兄上様に恋煩い2

過保護すぎるくらい過保護で、桐次が少しでも無理をしていないかいつも気にかけてくれる兄・桐仁。そんな桐仁への邪な想いに気づいてしまった桐次は、その思いを殺し立派な弟になると決めた。けれど、兄の優しさに触れるたびにその想いはうずく。さらに桐次には兄にも隠している重大な秘密があり……。(「きつねの先生、兄上様に恋煩い2」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.34に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 きつねの先生、兄上様に恋煩い3

過保護な兄・桐仁が自分のために無茶をするのが心配でたまらない桐次。けれどこのままではいけないと思う一方で、その気持ちが抑えられなくなっていく。眠る桐仁に口づけたのを見つかってしまった桐次は、逆に桐仁に激しく唇を貪られてしまう。その後、突然のことに驚く桐次を置いて部屋を出て行ってしまった桐仁。ひどく狼狽したその姿を見て、自分はやはりいい弟ではないのだ、拒絶されたのだと悲しみにくれる桐次だったが……。(「きつねの先生、兄上様に恋煩い3」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.35に収録されています。重複購入にご注意ください)

小説花丸 きつねの先生、兄上様に恋煩い4

誤解が解け、兄・桐仁に甘く熱烈にかき口説かれて、己の体の呪いの痣ごと愛してもらった桐次。長年の想いが報われたことへの幸福を感じる一方で、このまま呪いが解かれなければ先はないと感じ、桐仁に化け狐探しに同行させてくれと懇願するが……。血よりも強い兄弟の愛が、二人を幸福へと導く! 感動の最終回。(「きつねの先生、兄上様に恋煩い4」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.36に収録されています。重複購入にご注意ください)