アクサナと和解し、距離を縮めるエルセ。みんなでお祭りを楽しんだり、図書館で調べ物をしたり、エルセの家に行きたがるアクサナの希望を叶えるため、護衛のラウラが下見に訪れたり。そんな中、ふたりの関係を再び揺るがす気まずい出来事が……。“おばあちゃん愛”の口実と打算で近づいたエルセとアクサナに、真の友情は芽生えるか!? シビアな兄・イストがエルセを「家族」と認識する、じわりエピソードあり!! 魔女と養い子の兄妹と大きな獣たちが織りなす、ハートフル・ファンタジー第三弾!! ※電子限定特典として、「新書館60周年記念 新書館×アニメイト ウィングス・コミックス・フェア リーフレット」へ掲載した番外篇を収録しています。
ある魔女は森の中の洋館で長い間1人で暮らしていました。 しかし、その魔女の家にいつの間にか1匹の黒猫が寄り付くようになり、 さらに黒猫がいろいろな人や動物を拾ってくるようになり、 気付けば魔女と子供2人、そして獣が3匹という大所帯になっていました。 この作品はそんな魔女の家の日常を描く物語です 魔女の家に住んでいるうちのほとんどが黒猫に"拾われてきた"ということで誰1人として血の繋がりのない3人と3匹なんですが、長年一緒に暮らしているうちに"家族"のような絆が出来上がっています。 そして、1人で暮らしていたときは静寂を好んでいたという魔女も、一見気難しく見えるのですが、"家族"の世話を焼くのにまんざらでもない様子。 そんなほのぼのとした雰囲気に癒やされる作品です。 また、日常を過ごしていく中で各キャラの成長が見られる場面もあり、ほのぼのとした中にもそこにはちゃんと物語がある作品です。 1巻まで読了