仲良し夫婦のぼくちん(ダンナ様)とそら(妻)。いつもと変わらないはずだったある日、ダンナ様は不整脈をおこし心肺停止となってしまう。一命はとりとめたものの、脳へのダメージは残り「低酸素脳症」と診断され、植物状態になったダンナ様。しかし、妻のそらは大好きなダンナ様のお世話を病院でも毎日したくて――!? 病院生活の実話を描いた、愛あふれるフルカラーのコミックエッセイ。入院生活3年目、コロナ禍の様々な出来事――。当事者になるまで知らなかった制度など、役立つ情報も盛り込んでお贈りする大ボリュームの1冊! 大切な相手がいる人に読んでほしい本です。
ツマさんがとにかく明るくて、そこに救われる。 重くなりすぎないように、あえて可愛らしい絵と淡々と進む状況説明ですが、大変だったこともポップに描いてあり読みやすいです。誰にでもありえる、考えさせられる話だと思いました。 いつか役に立つかもしれない、そのときに私もこうありたいと思いました。 きっと元気な時の旦那さんは作者にとても魅力的で優しい人だったのだろう。旦那さんへの愛が伝わってきます。