あらすじ

「君が僕にそう命じてくれるなら」少女フィオーラは伯爵令嬢だが、母親の身分を理由に義母・義姉から理不尽な扱いを受け暮らしていた。しかしある日、目の前に見知らぬ美しい青年が現れる。彼の名はアルム。なんでもこの世を支える世界樹の化身で、フィオーラは彼の主だというが……!?
虐げられし令嬢は、世界樹の主になりました 1

「君が僕にそう命じてくれるなら」少女フィオーラは伯爵令嬢だが、母親の身分を理由に義母・義姉から理不尽な扱いを受け暮らしていた。しかしある日、目の前に見知らぬ美しい青年が現れる。彼の名はアルム。なんでもこの世を支える世界樹の化身で、フィオーラは彼の主だというが……!?

虐げられし令嬢は、世界樹の主になりました 2

「フィオーラは僕の主だよ」「アルム気付いて、私はここですーー」 王都の千年樹教団本部へ向かうフィオーラとアルムたち。精霊たちが守り住む地域も決まり一安心。フィオーラとアルムの距離も少しずつ近づきはじめていた。そんな順風満帆な旅路のはずだったが、王都到着後、フィオーラが何者かに攫われてしまいーー!?

虐げられし令嬢は、世界樹の主になりました 3

次代の世界樹であるアルムとその主のフィオーラ。数々の事件を乗り越える中で信頼関係を築いてきた。そしてフィオーラはアルムにある想いを抱きはじめて…。ティーディシア王国の精霊樹から誕生した精霊を見守るため、足しげく精霊樹のある奥庭に通う二人。そこで出会ったのは――?

虐げられし令嬢は、世界樹の主になりました 4

世界樹の代替わりの儀を行うためアルムと共にアルカシア皇国を訪れたフィオーラ。そこで突然、王太子から婚約を申し込まれてしまう。国のためとはいえ、アルムは反対してくれるかもしれない。そんな淡い期待を抱いていたけれど――…。いくつもの危機を共に乗り越えてきたフィオーラとアルム。人間と世界樹の化身。種族を超えた愛のゆくえは……?