あらすじ

▼第1話/南極転勤▼第2話/開発部の青びょうたん▼第3話/危険地帯▼第4話/浮上型雪上車▼第5話/エンジニアにとって▼第6話/憧れの大地▼第7話/観測旅行(フィールドワーク)▼第8話/半壊小舎とブリザード▼第9話/人と人…▼第10話/ケダモノBLUES●主な登場人物/高木太朗(自動車や雪上車のエンジンを開発する会社・ニスズのエンジニア。南極越冬隊設営機械班の一員に任命され、1年半の南極勤務に就く)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者。太朗と組んで仕事をする。とぼけたところもあるが腕は確かで、頼りになる人。34歳)●あらすじ/ニスズ社は自動車開発と共に、南極観測隊の使用する雪上車のエンジン開発も手掛けている。その整備にはプロのエンジニアが必要とされ、ニスズは毎年選りすぐりの精鋭を南極昭和基地に送り込んでいた。そして今年、1年半の長期に及ぶその任務を託されたのが、若手エンジニアの高木太朗だ。太朗は突然の転勤辞令に大いに戸惑うが、不安と希望を胸に南極へ向かう(第1話)。●本巻の特徴/何から何まで初体験となる、極寒の地での仕事と生活。太朗は様々な分野での技術者集団である「設営」の面々や、変わり者の多い「学者」たちと共に、閉ざされた環境での人間関係の難しさや自然の驚異と闘いながら、大きく成長していく。綿密な取材をもとに、通常我々が知ることのできない場所での物語をリアルに描いた、ヒューマニズム溢れる作品の第1集。●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、天谷(設営主任)、田代源(設営班の大工の棟梁)、吉野(前年から南極にいるニスズの社員。太朗の先輩)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、芦沢広樹(協調性に乏しい生物学者)、滝川綾(女性生物学者)、西岡由美子(氷山気水圏専攻の学生。極端な男嫌いで知られる変わり者)、理恵(太朗の恋人。日本で太朗の帰りを待つ)
極(キョク)リーマン(1)

▼第1話/南極転勤▼第2話/開発部の青びょうたん▼第3話/危険地帯▼第4話/浮上型雪上車▼第5話/エンジニアにとって▼第6話/憧れの大地▼第7話/観測旅行(フィールドワーク)▼第8話/半壊小舎とブリザード▼第9話/人と人…▼第10話/ケダモノBLUES●主な登場人物/高木太朗(自動車や雪上車のエンジンを開発する会社・ニスズのエンジニア。南極越冬隊設営機械班の一員に任命され、1年半の南極勤務に就く)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者。太朗と組んで仕事をする。とぼけたところもあるが腕は確かで、頼りになる人。34歳)●あらすじ/ニスズ社は自動車開発と共に、南極観測隊の使用する雪上車のエンジン開発も手掛けている。その整備にはプロのエンジニアが必要とされ、ニスズは毎年選りすぐりの精鋭を南極昭和基地に送り込んでいた。そして今年、1年半の長期に及ぶその任務を託されたのが、若手エンジニアの高木太朗だ。太朗は突然の転勤辞令に大いに戸惑うが、不安と希望を胸に南極へ向かう(第1話)。●本巻の特徴/何から何まで初体験となる、極寒の地での仕事と生活。太朗は様々な分野での技術者集団である「設営」の面々や、変わり者の多い「学者」たちと共に、閉ざされた環境での人間関係の難しさや自然の驚異と闘いながら、大きく成長していく。綿密な取材をもとに、通常我々が知ることのできない場所での物語をリアルに描いた、ヒューマニズム溢れる作品の第1集。●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、天谷(設営主任)、田代源(設営班の大工の棟梁)、吉野(前年から南極にいるニスズの社員。太朗の先輩)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、芦沢広樹(協調性に乏しい生物学者)、滝川綾(女性生物学者)、西岡由美子(氷山気水圏専攻の学生。極端な男嫌いで知られる変わり者)、理恵(太朗の恋人。日本で太朗の帰りを待つ)

極(キョク)リーマン(2)

●あらすじ/コング、西岡と組んで作業をすることになった太朗。だが以前に妻の浮気が原因で離婚を経験して女性不信になったコングと、極度な男嫌いの西岡がうまくいくはずもなく、現場はトラブルだらけ。太朗はなんとかしようと努力するが、二人は一向に打ち解けない。ところが、あることをきっかけに事態は思いがけぬ方向へ進展する(第11話~第12話)。●本巻の特徴/越冬隊の交代時期を迎え、前部隊は日本へ帰国。いよいよ太朗たちがメインとなる南極生活が始まった。最初の大仕事は、発電棟のバッテリー交換。4時間以内で作業を完了させないと、基地全体が巨大な冷凍庫と化してしまう。この重大な仕事の責任者に任命されたのが、重度のチキンハート・幸田だった。緊張で震えが止まらない幸田をみんなが支え、越冬隊はバッテリー交換に挑む。だがそこで太朗の担当部署にトラブルが発生して…!?後半では、地味な女性隊員・巻原の身に思いがけない出来事が起きて、越冬隊はまたまた大騒動に!!●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者。太朗と組んで仕事をする。とぼけたところもあるが腕は確かで、頼りになる人)、天谷(設営主任)、田代源(設営班の大工の棟梁)、吉野(前年から南極にいるニスズの社員。太朗の先輩)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、芦沢広樹(協調性に乏しい生物学者)、滝川綾(女性生物学者)、西岡由美子(氷山研究に取り組んでいる学生。極端な男嫌いで知られる変わり者)、幸田一成(バッテリー交換作業の責任者。元プロボクサーだが、極端に気が弱い)、巻原(周囲によく気がまわる真面目な女性隊員。太朗にとって一服の清涼剤)、野口(医者。マンガファン)、理恵(太朗の恋人。日本で太朗の帰りを待つ)

極(キョク)リーマン(3)

●あらすじ/ブリザードの中での作業中、クレバスに転落してしまった太朗。絶体絶命の危機に陥るが、優作と米田がなんとか救助し、九死に一生を得る。危機を脱した3人は雪上車の中で、ブリザードが過ぎ去るのを待つことに。だがその日は、日本で太朗の帰りを待つ理恵の誕生日だった。誕生日には必ずお祝いの電話をかけると約束していた太朗は、なにがなんでも理恵に電話をと焦るが…(第22話)。●本巻の特徴/オーロラの観測、天谷チーフの温水クラックへの転落、ミッドウィンター祭へ向けての機械班バンド結成など、越冬隊の周囲にはいろいろな出来事が。そんななか、大変なことが起きた。妊娠中の巻原に、出産予定日より3か月も早く陣痛が始まってしまったのだ。早産となると、未熟児治療室のない昭和基地では、生まれた子はすぐ死んでしまう。助かる道は、子宮収縮を抑える薬・塩酸リトメリンを使うこと。だがその薬も基地にはないのだった。そこで輸送の依頼を受けたアルゼンチンのパイロット・ロベルトが、命がけで薬を南極へ運ぶ。太朗たちも無事に薬を受け取るため、全力を尽くすが…!?越冬隊の過酷な日々をリアルに描く、感動の完結集。●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者)、天谷(設営主任)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、滝川綾(女性生物学者)、幸田一成(バッテリー交換作業の責任者。元プロボクサーだが、極端に気が弱い。通称アイアン)、巻原(周囲によく気がまわる真面目な女性隊員。太朗にとって一服の清涼剤。おなかには子供がいて、出産予定日はまだ先だったが…)、野口(医者。マンガファン)、理恵(太朗の恋人。日本で、太朗が帰って来る日を待っている)、ロベルト(アルゼンチンの民間航空会社の超一流パイロット)