あらすじ魔王軍の進軍を防ぎ、戦況を立て直すため戦場へ行く「廃ゲーマー」。ネストを経由しティアモへ移動するが、街は既に大軍の魔王軍に囲まれていた──。夜襲の準備が完了し、いよいよ魔王軍との初陣を迎えるが……!?
転生とかゲームとかヘルモードとかあるけど、突き詰めたら「努力して強くなって勝利する」王道パターンの漫画。 召喚士という鬼チートなレア職種ではあるけど、100倍努力してようやく…というヘルモードなので、序盤を読んでいるうえではレア度と困難さはトントンかなと思った。 意志のない生き物と思っていた召喚する生物たちに、実は意思を持つものがいるという話は興味深かった。 でも主人公が敵と戦うときは物量戦で、敵が強いとバシュバシュ消えるし、主人公はある個体に愛着を持っている様子も見られない。召喚する生き物は記憶が引き継がれていて全部でひとりとはいえ、とてもドライに思えた。 読んでいて、予定調和な展開できっとうまくいくんだろうけど、どのように成り上がっていくんだろうという過程が楽しみで読んでいる。