あらすじ最凶ダンジョン「試練の塔」の攻略を進める「廃ゲーマー」。勇者ヘルミオスのパーティー「セイクリッド」や、最強ゴーレム使いであるガララ提督率いる「スティンガー」、獣王国のゼウ獣王子も同じく挑戦していた。ある日、一番乗りで最上層のボスへ挑んだ提督たちが帰還するが、見るも無惨な光景であった……。
転生とかゲームとかヘルモードとかあるけど、突き詰めたら「努力して強くなって勝利する」王道パターンの漫画。 召喚士という鬼チートなレア職種ではあるけど、100倍努力してようやく…というヘルモードなので、序盤を読んでいるうえではレア度と困難さはトントンかなと思った。 意志のない生き物と思っていた召喚する生物たちに、実は意思を持つものがいるという話は興味深かった。 でも主人公が敵と戦うときは物量戦で、敵が強いとバシュバシュ消えるし、主人公はある個体に愛着を持っている様子も見られない。召喚する生き物は記憶が引き継がれていて全部でひとりとはいえ、とてもドライに思えた。 読んでいて、予定調和な展開できっとうまくいくんだろうけど、どのように成り上がっていくんだろうという過程が楽しみで読んでいる。