あらすじ平等なのは死だけだ――。無実の罪に問われ、凶悪な未成年殺人鬼のみを集めた黒耀学院へと移送されてしまった久遠光太朗は病弱な妹のもとに帰るため、学園からの脱走を試みる。級友である空城硝子の協力もあり脱走まであと一歩というところまで進むも異形の番犬を従えた青錘看守長によって絶体絶命の状況に追い込まれてしまう。起死回生の一手を模索し必死の抵抗を続ける光太郎。その背後に新たな影が迫っていることも知らずに――。