あらすじ

大都会の片隅に咲いた小さな花、南の島から来た少女・真珠。ライオン先生ひとりを見つめて人生最初の花の時を迎えている。様々な人たちの花時をのぞいて、たくさん恋をした気分になろう。
ハナドキロード 1巻
切ない恋、秘めた恋、終わった恋、これから始まる恋。一瞬の恋、一生の恋。恋する時、それが人生の花時(ハナドキ)。人は誰しもすばらしい花時がある。人生1回の人もいれば、毎年の人もいるだろう。様々な人たちの花時をのぞいて、たくさん恋をした気分になろう。
ハナドキロード(2)
つぼみの恋、咲き初めた恋、爛漫に咲き誇る恋、はらはらと散りかかる恋。散りしいた花びらに昔をしのぶ恋。恋の一生は、花の一生に似ている。様々な人たちの花時をのぞいて、たくさん恋をした気分になろう。
ハナドキロード(3)
可憐な春の恋、激しい夏の恋、さわやかな秋の恋、しんと静かな冬の恋。四季折々の花が咲くように人生にも四季があり、折々の恋がある。様々な人たちの花時をのぞいて、たくさん恋をした気分になろう。
ハナドキロード(4)
大都会の片隅に咲いた小さな花、南の島から来た少女・真珠。ライオン先生ひとりを見つめて人生最初の花の時を迎えている。様々な人たちの花時をのぞいて、たくさん恋をした気分になろう。
ハナドキロード特別編集 八重と次郎(1)
京都と仙台、870キロ離れて暮らす八重と次郎。「恋は会えない時に育つもんや……」会いたい、淋しい気持ちをこらえてつぶやいた。そんな八重の背中が少し小さい……。
ハナドキロード特別編集 八重と次郎(2)
入籍はしたけれど、次郎は仙台から札幌へ……「どんなに離れていても心の距離は変わらないよ」京都を離れるときの次郎の言葉が八重の心にいつも小さな灯りをともす。
ハートカクテル サマーストーリーズ

ハートカクテル サマーストーリーズ

著者自らが厳選したハートカクテル決定版!! 都会的且つ洒脱な作風で、多くの読者を魅了してきた「ハートカクテル」(1983~1989年)。その膨大な作品の中から著者自からが厳選した傑作を「春」「夏」「秋」「冬」の季節ごとにまとめ、全4巻でお届けする最新のアンソロジーです。シリーズ第1弾となる本書「ハートカクテル サマーストーリーズ」では、夏が舞台となった作品25編を掲載しています。収録に当たっては、退色してしまった原稿を最新のデジタル技術で完全補正、さらに全ページの着彩を新規にやり直しています。きらめく真夏の太陽の輝きとさわやかに駆け抜ける風……、甘く切ないあのころの思い出が鮮やかによみがえる、決定版自選集となります。
なつのの京

なつのの京

京都が舞台のわたせせいぞう新作ストーリー わたせせいぞう最新作は少し不思議なハートフルストーリー! ●あらすじ 「彼女は持っていた。我々に届かない音楽が聴こえる耳を――」 バイオリン職人を目指したなつのが亡き母が営む祇園のお茶屋を継いで、3年の月日が経った。そんな彼女がある日、「父の音楽」を耳にしたとき―― この物語が始まった。●著者から 『なつのの京』は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても、玄関はまだ薄暗くて… でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・明転がすごいんです。