あらすじ
【第355回スピリッツ賞 佳作受賞作】発症したら1週間以内に死ぬ、不治の病「空蝉病」に罹った大森千代子は、娘と二人暮らしをしている。死ぬ前にどうしても、顔も名前も知らない文通相手の人と会いたいと娘に言うが、娘は泣くばかりで中々会いに行かせてくれなかった。しかし、最終日にやっと会いに行けることになったのだが…!?
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【第355回スピリッツ賞 佳作受賞作】発症したら1週間以内に死ぬ、不治の病「空蝉病」に罹った大森千代子は、娘と二人暮らしをしている。死ぬ前にどうしても、顔も名前も知らない文通相手の人と会いたいと娘に言うが、娘は泣くばかりで中々会いに行かせてくれなかった。しかし、最終日にやっと会いに行けることになったのだが…!?
この漫画の主人公は、不治の病で余命7日を宣告されたおばあさんで、認知症なのか病気のせいか記憶がところどころ抜け落ちています。飼い犬名前から実の娘の名前まで日に日に忘れていくなか、名前も顔もわからない人と文通をしていて、その人に会いに行きたいということだけは最後まで忘れませんでした。そんな母の姿を見る娘はとても複雑そうで…という話です。 宣告される余命って通常、短くても数ヶ月だと思うんですが、7日って言われたらどうする?というのは読んで考えてましたね。自分は誰かに合うというより、行きたい場所に行くんじゃないかなと思いました。しかしいずれにしろ7日は短いな…