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俺は今日で死ぬのか――!?2025年。地球のあちこちに墓が出現し、その中に存在する「遺物」を巡って世界は狂乱に陥っていた。遺物はその所有者に異能力を与える。そのため、遺物を我が物にし世を支配しようと企む者達が我先にと遺物探しを始めた。『剛力遼河』は遺物により得た発掘能力を使い「盗掘」で頭角を現すも、世界最強の遺物収集家である大河原会長の罠にかかり墓の中で死を迎えようとしていた。しかしその時…!!死ぬはずだった彼はなぜか、記憶と能力を持ったまま15年前に戻っていて――。すり寄る大河原に目もくれず、対決姿勢をあらわにした遼河。次に狙うは…『遺物復元』のスペシャリストの存在――。新たな心理戦から目が離せない第4巻!!
現代っぽい世界でのファンタジー。いわゆるローファンタジーは難易度が高いと考えている。なろうで見てもヒット作は少ない。というのは現代文明や社会とファンタジー要素の釣り合いを取るのが難しいからだ。 本作はその点上手い。違和感なく「遺物」という独自の概念と現代社会をなじませることに成功している。時間遡行した、性格の悪い主人公が利用されていた巨大企業に復讐するという構図もいい。気になった人はピッコマで読めるので、ぜひ読んでみて欲しい