あらすじ高利貸し極楽商会の社長である二宮雷人(にのみや・らいと)は、同業のラメリーローンが好況であることに焦りを覚える。ラメリーローンの社長は、異父の弟晴夫だからだ。極楽商会の会長である、雷人の「お母やん」は見るに見かねて、助っ人として優秀な営業マン用賀金蔵を入社させる。用賀はまだ若いにもかかわらず、次々と貸付先を見つけ出しては会社の業績に貢献する。そんな折、用賀の前に極楽商会の情報漏えいと引き換えに毎月50万円を支払うという男たちが現れ、その話を受けてしまうのだが…。