大陸を開拓しつくしたグスタフ王は、提督への出世を望むレ・グランド艦長が率いる海軍に、マップメーカーが持つ「光」の力を奪うように命じた。そんな海軍に追い詰められたマップメイカーは、最後の力を振り絞り霧の中にシフトした。レイ・リー船長が率いるローグ・ウェーブ海賊団は、窮地(きゅうち)におちいったマップメーカーを救い出すために動きだすが、犯罪のはびこる中立都市へ―ベン・オブ・パーレイで因縁の仲である海軍とはち合わせてしまう。海賊団はピンチを切り抜けることができるのか―? ベン・スラバクによる本格ファンタジーでありながら、ポップな画風と個性豊かな登場人物たちのやり取りで、子供から大人まで楽しめます。
すごい読みにくかったけど図書館の海外児童書の棚に置いてありそうな良い雰囲気の本だった。 まず冒頭の海賊船とマップメーカーの家の場面の転換(カットバック?場面が行ったり来たりするやつ)で混乱した。 あらすじに書いてあることが一巻の内容の全てなんだけど、本編が説明不足でわかりにくいのに、あらすじでは親切にわかりやすく内容が説明されててガッカリくる。本編でやってくれ! あらすじ読まずに本編読み始めたからポカーンだった。 あとフォントが読みにくい。 明朝体・ブロック体・太字の使い分けは原作に準拠してるんだろうけど……。正直読んでて気が散る。海外作品らしい雰囲気は醸し出すのには成功してるからいいのかな…。 海外漫画を読み慣れている人の意見が聞きたい。 マップメーカーのハトがつるんとしててすごく可愛かった。