その願いが“咎”だとしても、そばにいたい―― 彼岸から来た鬼、エネミーと出会い、生命力の源である角を一部受け取ることで難病から回復した藍馬純緒(あいばすみお)は、悪人が溜め込む角を折りバランスを正す剪定者となる。最初の任務で純緒は憧れの友人、武早の角を折り彼の尖人たる願いを阻止するが、彼を狙うもう一人の剪定者が現れる!? 純緒は友人を逃がすため、正義を掲げる剪定者、新屋敷 改(あらやしき あらた)と戦うが、自分は正義のためには戦えないと悟り、角が折られるのを受けようとした。その瞬間、懐かしい記憶が流れ込み、純緒をかばって傷ついたエネミーが幼なじみのえみーだと知る。二度も彼女を失いたくない純緒は、改の角を折り、えみーを助けようとするが…!?
誰しもが角を持っていて、わかりやすく弱肉強食の世界の見える部分として描いている不思議な作品。なんとなくブリーチっぽさがある(語弊があるかも) 最後までふわっとしたところがあったけど、結果「みんな良いやつ」な割と平和な空気になっていて結構好きでした。