いま、私の身体に触れているのは夫ではない男性。「結婚しているのに、これが気持ちいいって知らないの?」そう言って触れてくるこの人は、まりあ がさっきまで“大嫌い”だった男性。私の夫が大事に仕えている夫の上司だ。それは私が嫉妬してしまうくらいに大事に…。――ああ、でも何故、私の身体はこんなに“気持ちいい”と訴えてくるんだろう…。年齢差のある夫との結婚生活に、焦がれるほど欲しかった恋心を与えてくれたのは、夫ではなかった。ひとりの女性とふたりの男性が、いま静かに激しく恋と情熱に溺れていく…。(47P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.72に収録されています。重複購入にご注意ください。)
「まりあ、君はただ俺に食べられてればいい――」 そう言って優しくあたしを抱くのは、夫じゃない人。あたしの身体を甘く抱くのは、夫が心から仕えている上司・惣さん。夫を取られてしまった気がして大嫌いだったはずの人。それなのに、どうしてこの人の指に、あたしの身体は熱くなって応えてしまうんだろう…。夫はあたしをちゃんと「妻」として扱ってくれている。なのにあたしは、夫を裏切っているんだ…。罪悪感と「妻」という立場、そして夫の上司への想いに揺れるまりあ。そして、彼女が知らないところで密かに、様々な野望が渦巻きはじめていて…!?(57P) (この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.93に収録されています。重複購入にご注意ください。)
夫を裏切り、夫ではない人・惣に抱かれて囁かれる、深い愛の言葉――「もう俺は君のものだ」。まりあにとって何よりも嬉しい、甘美な惣の言葉…。たとえ相手が、夫・勇一が心から仕えている社長だとしても、もう彼女の心は止められない。裏切り続けている夫に本当のことを言わなくては、と決心したまりあに告げられたのは、「社長が――惣さんが婚約なさる」という勇一の言葉。そして「社長は私たち夫婦が羨ましくなったのかもしれないな」と、まりあを抱く勇一。されるがまま抱かれる まりあは「こんな私は、惣さんにふさわしくない…」と思い詰め…!?(50P)(この作品はウェブ・マガジン:Love Jossie Vol.93に収録されています。重複購入にご注意ください。)