あらすじ
西方歴2519年、世界は新たな産業の発展を遂げた。それは超機関ルフトシュピーゲルングの発明。この超機関の出現により機械化文明は超速に発達し人々の生活は一変した。しかしこの機関の燃料をめぐり争いが勃発。戦いは激化の一方をたどる。整備兵リベットが配属されたのは死と隣り合わせの最前線。敵の猛攻を前に一部の兵を囮に上官たちが逃走。味方に見捨てられたリベットたちは整備場でボロボロの巨大戦車を発見する。それはリベットも開発に関係していた究極の戦闘車両「竜(ドラッヘ)」だった。硝煙と砂塵がうずまく戦場で試作巨大戦車「竜(ドラッヘ)」の128mm戦車砲が牙をむく!
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超機関ルフトシュピーゲルングという動力源が発明された世界を舞台にした架空戦記モノ。旅団長が一部の兵たちを囮にして逃げ、残された兵がパッチワークのように継ぎ接ぎで協力しあい難局を乗り越えていく物語。 戦略、戦闘、武器、外交。 戦争モノといってもどこに萌えるかは人それぞれだと思うけど、この作品は1巻の時点では武器(巨大戦車)の活躍に焦点が当てられていて、ここに作者のフェチの重きが置かれているように感じた。 いろんな女の子と女性(ただのファンサービスではなくちゃんと仕事ができる)が出てきて、見た目が可愛いうえにそれぞれかなりあざとい属性(めがねっ子・ボーイッシュ・おっとり・クールな上官・メイド)を持っている。 メイド服のヘブン准尉は女性少佐の下でお茶汲みをしており、そのおかげで「門前の小僧」の容量で様々な知識を身に着けたという設定が面白い。 「ミリタリー×女の子」フェチじゃなくても楽しめたので、フェチの人にはスゲー刺さりそうな作品だなと思った。