主人公・天草奏には、根本的に絶対的に圧倒的に残念なことがあった。それは頭の中に突然現れる【選択肢】。人生にはいかなるときにも“選択”が必要だが、奏の場合は、その選択が突発的に発生する。そして、選択をしないとどうにもこうにも頭が割れそうに痛くなる。だから、彼は選択するしかない。例えそれが、厨二病のような内容であっても。変態的な内容であっても……。その【選択肢】さえなければ、きっと彼の学園生活はバラ色(ラブコメ的な?)だったかも知れない。その選択肢さえなければ……。スニーカー文庫の春日部タケルの人気シリーズ、コミカライズが電子版で登場!!〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉