「余命半年」だとしても最期(さいご)まで自分らしく生きて欲しい鬼岡明(おにおか めい)は、なかなか就職先が見つからず苦労していたが、とあることがきっかけで介護施設の認知病棟で働き始めることとなる。仕事にも慣れ、介護現場の問題解決にも兆しが見えたある日、教育係の熊本(くまもと)の癌が再発。残りの人生を誰にも迷惑をかけず独りでいたい熊本に対し最期まで寄り添うことを決意した鬼岡熊本から教わった介護技術、介護精神で献身的に支え続ける彼女に訪れる「明日」とは…実話から生まれた「介護」の世界をリアルに描くことで話題に。二人の介護士が出会いと別れを通して本当の「QOL(クオリティ オブ ライフ)」を見つけ出す感動ヒューマンドラマ。
介護職員達の話ですが、改めてすごく大変な仕事で日々張り詰めた緊張感の中でお仕事しているんだろうなと感じた。 主人公オニツカの日々の成長もしっかりと描かれていたけれど、リーダー熊本が重い病になってしまい、後半少し読むのが辛いなと思ったけど、皆前向きに頑張って生きていて勇気をもらえる作品だなと思った。 次巻で最終回。