あらすじ中学校の教師となった相沢は、同窓会でいじめを受ける元凶となった鈴木と再会する。「いじめられる方に原因がある」と言い放つ鈴木に対し、「変わっていなくてよかった」と安堵する相沢。20年前、僕をいじめたお前の最愛の娘が自分の教え子だとも知らずに… ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
先生がどちら側についてるのか分からない具合が、読んでて楽しい。どちら側なのか分かりにくいが、きっと助けてくれるハズ!と思いながら読んでいました。人間の汚いところが見えて面白い、展開が気になります。いじめられた側は一生消えない心の傷を抱えて生きていかねばならないのに、鈴木ときたら大人になっても自分は人生を謳歌するなんてムシのいい話。しっかりといじめについて考えて学んで、それを見過ごすということもなく、今後の未来を、過ごしていってほしい。この世の中からいじめが無くなることを願ってます。