訪れた親族の死……葬儀は誰の為に? “葬儀屋”の矜持に人生の締めくくりを思う『終のひと』
lomico.jp
『終のひと』(清水俊/双葉社) 突然の母親の死……まず何をすれば?「だから葬儀屋がいるんだ」 「ウソだろ……だってこの前電話で話したばっかなのに……」。医療機器メーカーの営業の仕事に追われる日々を過ごす梵(そよぎ)孝太郎はある日、大腸ガンを
仕事に追われる日々を過ごす梵 孝太郎(そよぎ こうたろう)に突如訪れた母親の死。初めての葬儀に戸惑う梵の前に現れたのは、弔いのプロフェッショナル・嗣江宗助 (しえ そうすけ)。故人・遺族・参列者の想いが交叉する、弔いの場の裏方「葬儀 屋」の世界を新鋭が描き出す――命の終わりのヒューマンドラマ。