あらすじ砂浜の波力塩田で製塩していた織津江大志は、突如、バジリスクに襲われる。自ら折り取った毒牙を鼻から吹き矢のように飛ばす、この蛇に似たモンスターを前に、織津江流古武術の継承者にしてサバイバル術の熟達者である彼は、自作の薙刀で対抗する。破壊力のある尻尾の打撃と引き換えに、バジリスクの鼻先へと刺突した織津江だったが…。
腐女子のひょんな言葉の後、異世界転移してしまったオリツエくんが、どのように数ヶ月サバイブしたのか。 「科学的に存在しうるクリーチャー娘の観察日誌」にちょいちょい登場する、あのオリツエくんのスピンオフである。 己に対する自信のなさと、こじらせた童貞で、いろいろ面倒くさいオリツエくん。 おもしろいからとオリツエくんに、ちょっかいを出すハルピュイアたち。 ちなみに、表紙では前面にいるのがハルピュイア、後ろの気弱そうなおっさんがオリツエくんである。 ああ見えて、ムキムキである。 謎の武術を扱い、襲ってきたクリーチャー共を逆襲し、豊富なサバイバル知識と基礎体力によって、異世界転移後3時間で茶を飲んでくつろぐ余裕を持つくらい、パワーな男である。 俺TUEEEがネーミングの由来というのも、伊達じゃない。 ムキムキである。 ちなみに、オリジナルと違って、クリーチャー娘がそばにいても、ハーレム&子供を作ってください展開にはならない。 なぜならオリツエくんだから。 安心してサバイブする様子を眺めよう。