あらすじ最初こそペストを恐れ、清貧に過ごしていたオランの人々。だが、病が日常となり、“誰かの死”に徐々に慣れていってしまった。リウーを含む保健隊は、懸命に活動を続けるも、病の魔の手は容赦なく、幼気な子の命すら奪っていく。理性、職務、家庭、進行……。日常を支えるもの全てが揺らぐとき、彼らはどのように明日を目指せるのか――。もがき葛藤する人々を描く、哀哭の第3巻。
「リウーを待ちながら」を読んだら「ペスト」を読まなければらならない!という気持ちになったので読んでみた。車戸亮太先生の漫画も元から好きなので連載開始した時から気にはなっていたんだけど、世の中がコロナでパニックになり始めたばかりの頃だったのでなんとなく読まずにいてしまっていた。 感想ですが、2021年秋発売の4巻で完結するそうなので、完結してから一気読みすればよかったな…というのが正直なところです。現実世界の状況とも似ているところがあるけれども、「リウーを待ちながら」のストーリーもだいぶ「ペスト」の影響があるんだなってことが分かりました。なので益々ラストが気になる。