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突然、世界の夜空から闇が消え、星々で塗りつぶされたようにきらめいた。札幌に住む宇宙が好きな少年・ワタルは、夢でガラスのピラミッドのイメージを見る。彼は虐待を受けていたが家を脱出、幼なじみの少女やホームレスの青年と共にガラスのピラミッドのオブジェがあるモエレ沼公園に向かう。公園には同じイメージを見た人々が集まっていた。やがて飛来した宇宙船から、奇妙な形態の生命体が降り立つ。
宇宙船に乗り、二度と帰れぬ旅に出たワタル。船内には、世界中から選ばれた人々が集っていた。だが彼らは国籍やイデオロギーを忘れられず、いさかいが頻発。それはやがて宇宙人への疑心を生み、地球に帰せと要求しはじめる。残ったのは、ワタルとデンマーク人の画家、中東の少女の3人だけだった。いよいよ始まる太陽系の旅。火星のマリネリス渓谷で、ワタルは地球に伝言を送りたいと宇宙人に頼むが…。