オレの右手は、神からの授かりもの。近い将来、全ての者がこの右手にひざまずく――。世界の独裁者になるという神大介。彼の右手に秘められた力は「神の力」なのか!?奇跡はこの右手から生まれる――信じる者よ、この右手の前に集まるがいい!!
今度の我々の闘争は、夏を乗っ取る――。国家権力の圧力が神に押し寄せるなか、神の言う「覚醒」とは一体…!?果たして、この日本の「支配者」は真に国民なのか?その答えを今、「覚醒」の中で見い出せばいい――。
神の仕掛けた「謎のFAX」のせいで、首都圏で異常ともいえる事態が続出している。夏の甲子園決勝当日――神はこの日を待っていた!!飼い慣らされた子羊が、飢えた狼に「覚醒」する!!
我々は闘わなくてはならない。なぜなら闘うことが人間としての証しだから――。大衆は知ってはならぬものを、神の右手によって…知った。ひとつの国家、ひとつの民族は独裁者たるものを必要とし、必ず生まなければならないのか!?