あらすじ
元宝塚歌劇団・雪組トップ娘役真彩希帆様 推薦!!「この作品は何てリアルなのでしょう!!主人公・瑞穂、彼の言葉一つ一つに大きく頷く自分がいました。」僕が娘役として舞台に立つ理由、それは君だったのです。吉祥寺少年歌劇は「男子のみ」で構成される伝統の歌劇団。入団へは、付属の音楽学校への入学が必須である。81期生の進藤瑞穂は、男役に憧れて入学したのに娘役と判定されてショックを隠せずにいた。首席候補の白井寿に、娘役への不満をこぼすと、 「じゃあ早くやめろ」と冷たく言い放たれてしまい…。 2人はまだ知らない。その出会いは、互いを舞台の上へ導く運命だったのだと……ーー!自らの理想と、思い通りにならない現実の間で、少年達は己のすべてを懸けて夢の舞台を目指す。舞台芸術を愛するすべての人に捧ぐ青春輪舞曲!
鳥肌がたちました。 言葉で言い表せない何かを感じた。 親元を離れて吉祥寺少年歌劇団で頑張る少年達のお話です。 親元を離れる理由も様々で(その辺りは2巻で描かれている)、きっとまだ親が必要な年頃だと思うのに夢叶えるために日々努力している姿にグッと来る。 嫉妬したり、自分の思いとは裏腹な出来事だったり、心身共に変化していき葛藤する中で、それでも頑張って頑張って舞台に立つ姿は皆とてもかっこよかった。 真正面から立ち向かう姿、青春だなぁ〜素敵だ。