あらすじバートレイ伯爵が性別を偽っていることに気づき、指摘したフランチェスカだったが、「こんな方法しか選べなかった――」というアスコットの魂の慟哭は、フランの胸に深く突き刺さった。貴族社会が女性にとって厳しく、残酷であることを再確認したフランは、現実から目を逸らすことを止めて女王になる決意を固める――!
幼いころ心無い一言で傷つき、外に出られなくなってしまったフランセスカ。 そんな中でも大好きな国王であるおじい様との手紙でやり取りするチェスをしていた。 屋敷の中で過ごしていた彼女を、祖父の死がきっかけで外にですことに。 次期国王の候補にされ、候補者の3名と誰が本当に国王になるのが一番いいか事件もありつつ決まっていく。 3名は地位も実力も兼ねそろえた強敵。 国王にはなりたくないと言っていたフランチェスカだが、祖父の言葉を思い出し行動を始める。 いいボリューム感でした。